白髪の紳士「女の子にこんなことさせて申し訳ない」➡︎封筒を渡され中には12万も入っていた➡︎数ヶ月後、ホテルで偶然に紳士と再会した結果・・・





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衝撃

愚息、と紹介されたが息子さんは充分すぎるほど努力家で聡明な子だった。3つ程しか歳は変わらない。 

ノート一杯に書かれた予備知識を前になぜこんな子が家庭教師を、と教えるのを躊躇った。 

90分はあっという間だった。 
「先生、食事でも如何ですか?」 
先程のおじさまが手招きをした。

 

リビングに向かうと、既に食事が整っていた。 
お寿司だった。 
息子のA君が「こんなもので申し訳ありませんが」と謙遜した。普段何を食べているんだ… 食事を摂りながら聞かれるがままに自分の話をした。 
父親がいないこと。兄弟が沢山いること。沢山勉強したこと… おじさまもA君も終始頷きながら話を聞いてくれた。 

 

無事に家庭教師の契約も結べ、お腹一杯になって帰宅した。 
余談だが家のなかにエレベーターがある光景が忘れられず大学の友達に話したら「うちにもあるよ?」と返ってきた。 その週末、派遣のバイトでホテルの清掃に向かうことになった。

 

ホテルに着いて色んな指導を受けて清掃に取り掛かった。 
婚礼によく使用される有名なホテルで初めて足を踏み入れたことに感激した。 「ちょっと、この靴の汚れを取れる場所知らない?」 不意に白髪のお爺さんに声を掛けられた。 

 

「昔はそこらに靴磨きってのが居たんだけどね」 

よく見ると鳥の糞が靴にべったりだった。 
「お取りしますよ」 
洗剤と歯ブラシで擦ると糞はあっさり取れた。 

お爺さんは目を丸くして「女の子にこんなことさせて申し訳ない、ありがとう」と封筒を手渡して去った。 

封筒には12万円入っていた。

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