「絶対に漫画家になる!」と決意して必死に頑張ったものの、悲惨な崩壊の末路を辿った男がこちら…!





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衝撃

俺は自信があったということもあり、その言葉一つ、

その編集の厳しいテンションに 一気になえてしまった。

「金の卵がやってきた!これは即デビュー、次は連載用のネームを持ってきて」

くらいの反応を期待していたのだ。

今思うと本当に有り得ないことだけど、当時は本気でそうなると信じていた。

しかし、その時点ではまだ士気は折れていなかった。

S社の編集の腕なのかもしれないが、けなされはしたけど俺の作品のいい所も挙げてくれて、

いい具合にやる気を促されたような気がした。

その作品は月例賞にまわされることになった。

発表日まで何も手につかないくらいにそわそわしたが、 結局「あと一歩」にも引っかからず落選。

これにも相当なショックを受けた。

今まで自信満々だったが、ここで初めて自分は天才ではないと思い知らされた。

そして、そんな中なんとか第二作目をかき上げ、同じ編集さんに見てもらうことになった。

第二作目の持込のとき、その編集さんは1時間も遅刻した。

俺はいつ訪れるか分からない編集さんに失礼のないよう、

背筋を伸ばしたままで1時間待ち続けた。

一時間後訪れた編集さんは、大げさな仕草で事務的に謝罪し、

特に雑談も無く俺の原稿をめくり始めた。

相変わらずめくる速度が速い。

そして「これは賞に出しても絶対に引っかからないでしょう」と言った。

「え?」

「主人公にまったく感情移入できません。例えばここのvんヴぁいhbf」

そこから先はよく覚えていないが、とにかくこの作品は賞に出すことすら拒まれた。

続きは次のページにてご覧ください。


 
   

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